自然栽培とは

当社の考える自然栽培とは、農薬も肥料も使わない、畑の外から何も物を持ち込まない栽培方法です。もちろん、除草剤も堆肥も持ち込みません。栽培期間中、栽培期間外共にです。また、圃場の土の状態、日当たり具合、水はけ、雑草の種類や生え方、周りの環境等を見て、対応を変えていきます。そのため、所謂「農法」と呼べるような画一的なやり方がありません。「施肥しないで農作物が育つのか?」

よく聞かれますが、そもそも施肥って何でしょう?山に施肥する人はいますか?立派に草木は育ってますよね?

人類の歴史の中で、農業がはじまって1万年前後たっているそうです。これまでの農業は世の中でもっとも環境破壊をする行為でした。森を切り開き、農薬や肥料で土壌を汚す。当初は面積的にも小規模だったため、問題にはなりませんでしたし、そうせざるを得ない時期もありました。しかし、現代はもうそんなことは言ってられません。農業の変革はもう待ったなしなのです。
自然栽培はその答えの一つです。答えは原生林にあります。誰も施肥せず、農薬も施さないのに植物は育ち動物はそれを食し、自然のサイクルが回っています。
人類も自然の一部です。そのサイクルに乗ればちゃんと回ります。自然栽培とはそういう農業だと当社は考えます。