自然栽培と味
安心安全な食べ物を求めて始まった自然栽培ですが、実は植物本来の味が味わえるのが、自然栽培なのだと生産者である自分たちが驚いています。
肥料も農薬も与えない栽培方法で育った野菜たちは、味の主張が強く、硬く、Wildになるのを想像していました。でも、実際は「やさしい味」で表現されるような、穏やかで、mildな味と香り、繊維質もやわらかい、一物全体をおいしく味わえるものでした。また、あくが非常に少なく、切って置いても変色しなく、長いもなどは手に触れてもかゆみが生じません。
ほうれん草を食べた後の歯のザラザラ感もアクによるもので、自然栽培のほうれん草にはこれも生じないのです。
植物は自分で必要な栄養を吸収し、育つ力を持っています。加増な施肥は、非常にストレスを受けている状態でそれがアクとなって出てくるようです。
ストレスの少ない環境で、のびのび育ったやさしい味の野菜たちを味わってみて下さい。